#35

心の準備はできていたんだぜ

でも自重できずにチャット繋いでしまっていました。かまってくださった方ありがとうございますー！
前ジャンルで放映日の夜は毎週感想会に顔を出してた時期があったので感覚が懐かしいんですが、平日のチャットは時間を守らないと翌日に響くのでやっぱ自重せにゃ・・・。（萌えてると時間守れないダメな大人）
死武専の売店には死神様のぬいぐるみの他にもジャスティンがしてるイヤホンとかマカのイヤーマフとか売ってると思います。

バトル組はこぞってみんなかっこいいよ！！
先週から引き続き、ミフネと死人先生の戦闘はさすが次元が違うぞ。プロだからこその引き際も見事です。
あれだけ激しい戦闘を展開しながらも死人先生の応急処置をしろって言われて一瞬躊躇したナイグスに、根は真っ直ぐで熱いけどプロな大人の女を見たぜ。
（日記を盗み見る事に躊躇する死人先生を叱咤したり、死神様にすら意見する女なんだよね、ナイグスは。死人先生は一回死んでて彼女はパートナーを失う哀しみを知ってるわけだから、もうそんな事になって欲しくない気持ちはあって当然。でも本人プロだし、今がどういう状況で死人先生がどういう人かよく判ってるから言わないんだろうな）

キリク君とオックス君もかっこよかった。オックス君がフィットしたロングコートでしなやかな動作をするのに対して、キリク君はもこもこのジャケットで豪快ソウルフル。モードピクシーの時のキムが非常にかわいかったんですが、その後ジャッキーと手を繋いで走ってきたのがまたかわいかったー。

主人公組、★が一番まともなこと言ってるんだけど、こういう状況こそシンプルな思考が一番なんだろうね。
キッドがエイボンに超反応している時なのに、ＣＭになったらやっぱりエイボンの顔バレが出たので笑いました。いいのかよ！
ソウルのマッパが思い切り良すぎてちょっとスルーしちゃった件。でもこの子の色気は恐ろしいな！今からこんなでどうするんだ。将来が楽しみですホント。
（ショタ属性持ちなのにソウルには食指が動かないのは、多分ソウルの旦那はマカだからでしょう。ノマカプは公式で補充するタイプです）

来週はジャスギリが楽しみです。あとパパが出るらしいんですが、ということは島脱出までかなー？
脱出後パパが出てくるとこまでやったら、翌週にはぶったたきさん出るんじゃ。






さて、シュタデス的本題っていうか博士ですが。



急激な狂気侵食の促進。（原作では理由は後日でてきたよね）
狂気に飲み込まれる描写が原作そのままでさらにグレードアップしてましたね。
二度目の負け戦、しかも今回は狂気の発作のせいとはいえ博士個人が敗因。
（彼一人のせいではないけれど作戦を実行できなかったのは事実）
まだやるべきことがあるとギリギリで踏みとどまっていた彼のバランスを崩すには充分。
原作の内容は判っていたし、ひとりきりではなくマリーが傍にいたけれど、発作で苦しむ姿や、自らを嘲笑うかのようにも嘆くかのようも見える笑い狂う姿はやっぱり見ているのがきつかったです。

あれだけ苦しいなか、生徒達の前では一瞬でも平静を装おうとしていた。
自分の方がつらいだろうに、己の力不足を嘆くマリーの手を取り声を掛けていた。
シュタインという人は、嗜好はともかく、やっぱりおかしくなんかないよ。真っ当な大人だよ。


そんな彼が、狂気に飲み込まれそうになっているなか思い出していた人々。
まあ、先週「順番は変えないで」っていってたシーンですが。
順番変わらないどころか、バストショットになっていた分原作より先輩がアップになってたって、どんだけ博士はパパのこと好きなんだろう。
想いが強ければ強いほど切ないよ・・・
原作では「しょうがねえヤツだなあ」って感じで苦笑してた先輩だったんだけど、アニメでは普通に格好つけた先輩でした。
博士の目にはああいう風に映ってるのかなー。
原作の表情の方が「しょうがねえヤツだなあって思われてるのを判っている」って感じでよかったんだけど、贅沢はいいません。
思い出す順番が原作通り、先輩＆死神様→同僚（対等な仲間）→生徒　で、ああもうやっぱりこの人はまともなんじゃないかって思った。死武専の職員だって自覚も、子ども達の先生だって自覚もあるんじゃないか。
成長したねシュタイン・・・自分さえよければいいって思ってたのにね・・・しくり。
だからこそ今の苦しみ様があって切ない。昔だったらあっさりと向こう側に行っちゃってたよね。





何も出来ないと泣くマリーも切ない。
彼女は（本人には知らされていないけど）魂の性質を買われて博士と組んでいるんだけど博士とは旧知でもあって、子どもたちの先生であって、そして死神様のデスサイズなのに、その何ひとつ役に立たなかった、何も出来なかったと自分を責めるのは当然の思考で、でも彼女は何も悪くない。せいぜい連帯責任くらいだろう。
知りえている情報の範囲で出来る限りのことをしていた。
パートナーとして博士と磁場の中に突入したのも、武器なのに職人と波長を合わせていない状態で自分より二周りは大きな成人男性を担いで脱出してきたのも、子ども達を脅してでも止めようとしたのも、彼女の精一杯だったと思う。
今の彼女は負けたこととは別にかなり自信喪失しているんじゃないだろうか。あの明るい彼女が。
そして、原作では畳み掛けるように彼女を突き落とす展開になっていた。
正確にはちょっと持ち上げて、取り返しのつかない奈落に落とされて、そして博士と一緒に行く道を選んだ。
その奈落から這い上がってきてくれると信じてるけど、アニメでのオリジナル展開がどうなるのか判らないので、今はなんとも・・・。











アニメ感想から離れますが。
ひとつ気に掛かるのが、マリーの中に何かが仕込まれていたことはＢＪとパパが知っているし証拠も記録も残ってるけど、あれがメデューサの蛇で博士の狂気を促進していたことを雑誌連載現時点では死武専サイドは知らないんですよね。
それがバレた時に、みんなどういう反応をするだろう。
博士を信じてふたりを送り出したパパは。マリー自身は。
博士は平常時なら、メデューサが生きていたことには驚くだろうしマリーを使われたことには憤るかもしれないけど、策そのものは驚かないだろう。今はどうかな。