まにあっくなはなし

コピー本の製本に必要な小道具の買い替えに行ってきました。
ラバーグリップ付大型カッターと、取っ手のついた金ヤスリと、30cmのステンレス定規と、愛用のダンボールカッターが品切れだったんだけど糸ノコは使いづらいので小型鋸。あ、木工用ボンド忘れた。
・・・・・・おまえは日曜大工でもするのかと小一時間(ry


ジャンルと関係のない同盟バナーをふたつ張らせていただいたのですが、コピ本の方はホント、好きな人の理由もそれぞれなんだなーと感じます。
手軽に作れる、原稿がギリまで粘れるっていう人から、装丁に対するこだわりを重視する人まで様々。
私は作業そのものが好きなのでやってます。
印刷所に入れれば楽なのは判ってるんだけど・・・・・・けど、あの、化粧断ちを終えた１冊を手にした時の達成感が好きなんじゃぁぁ！
本に対するスタンスが気に入れば友達の製本も請け負う位です。

自分のはマカチョップが打てる背表紙が作れることくらいしか誇れない無骨な平綴冊子なのですが、自己最高記録は背表紙18mm。
平らな場所に置くと立ちます。
Ｂ５判片面コピー300PとＡ５判両面コピー164Pの２種ですが、本文用紙の厚さで全然違うんですよね。
きれいじゃなくてもただ綴るだけなら、ガンガンは無理だけど週ジャンならできるよ。
本文用紙は書籍用紙一択、表紙の特殊紙はレザック雪が一番汎用性高いんだけど滲むのが難点で、最近だとスプリングコールに使ったフィオーレGAがかわいかったです。

シュタデス界隈はとっても素敵な豆本スキルをお持ちの某さんがいらっしゃるのですが、先日のスパコミでこれまた素敵なミニコピ本を拝見しました。
こういう手の込んだ可愛らしい本を見るとわくわくきゅんきゅんします。まさしく装丁萌え。
自前では手が込んだミニ本といってもせいぜい封筒本なんですが（狙って作ったとはいえ「立派な袋綴じ」って言われるとこそばゆい）、ミシン目入れた紙で仕切った袋綴じページ付き本とか、しおり紐つきとか、口絵ではなく本文用紙そのものに１Pだけカラーイラストの挿絵とか、表紙にフィルムコーティング張ったりとか、変な方向に凝った本はよく作ります。
ウィンターギフトみたいに表紙の一部がトナー箔で光ってるのはもはやデフォルトで、ただの６Ｃカラーなスプリングコールが一番手間かかっていない子です。（その分、紙の選別に凝ったよ）
フランス製本をやってみたいんだけど自宅印刷だと設定が難しいから表紙だけ外注かなー、とか、考えるだけでモフンモフンします。
変態がいるわ、警察を呼んで！