灯

まだ知人のところは開花宣言が出ていないそうだから大丈夫だよね。

桜ネタで描いた仔シュタがあっち側に行ってそうな顔色をしていたせいでご心配をいただいたので、先輩を連れてきました。

「余所見してんなよ、はぐれるだろ」







いつもいっぱいいっぱいなうちの仔スピたんが後輩の腕を引っ張って戻すのもらしくていいのですが、対になるよう静の構図にしようとしたら、妙に自信満々な子になっちゃいました。
たまには余裕なとこも見せてあげたいという親心が働いたのかしら。
（塗り方はいつも通りに戻しましたです）

大人だったら普通にアリなシチュエーションなんだけど、仔はまだ未分化な部分が多いので、自力で戻って来いっつったって難しいかもしれない。
そもそも「俺はこっちへ行きたい」って言われたらおしまいだろおまえｗとセルフつっこみ。
ホントにヤバいと思った時は一も二もなく掴んで引きずり戻すだろうけど、他人さまに迷惑をかけない範囲でなら秩序の規範がどちらにあるか、自分の居場所がどこにあるのか、自分で判断させていいんじゃないかなと。
狂気と折り合いをつけて生きている仔シュタにとってそういう目印になる存在だったんじゃないかと思う。
それにはまずスピ自身が生来の気質の他に待つことのできる大きさの懐に成長しなきゃいけないんだけど、どの時間軸でそれができるようになるのやら。
大人になった彼はまさしくシュタインの全てを許し受け入れ信じてるからね。
過程を楽しむのが仔の楽しみ方だと思ってます。


対ということで、背景の謎植物と舞ってる謎物体は後輩と同じものです。
け、決して手抜きでは……（汗）